「一族の土地」美しい園を目指して③~日本版 美しい園づくりもありかな~

現在、「美しい園づくり」を目指して、今できることを楽しんでいます。小さな貸し農園を舞台に、野菜づくりの経験を積んだり、ミニチュア版の美しい園を作ってイメージを膨らませたり、いろいろです。

前回はままごと遊びの延長のような小さな家を作り、ミニチュアではありますが、美しい園を作った気分になって浸ってみました。

11月30日の畑の返却期限までの間に、秋野菜を作りながら正確な縮尺に基づいた「ミニチュア版美しい園」を作ってみたいと思います。

作成した家の横幅は19cmあります。これを10mに換算します。1haは100m×100mですから、190cm×190cmになります。

前回作成したミニチュアの美しい園は、家のサイズから考えると8haの園になります。ですから、ほとんど「ポツンと一軒家」のようになってしまいました。

そこで、今回から20m×20m(121坪)や25m×25m(189坪)、30m×30m(272坪)、40m×40m(484坪)、50m×50m(756坪)、そして1ha(100m×100m・3025坪)仕様の園をつくりイメージを楽しむことにしました。これらの実験により、どれくらいの土地が必要なのかも明確になるような気がします。

今回はさっそく20m×20m(121坪)の一族の土地・美しい園のミニチュアを作ってみました。

50㎡程度の家屋に作業用自動車を置くと、四角で囲んだ畑と箸を立てて表現した果樹兼シンボルツリーを2本植えると限界のようです。

樹木はあまり大きくならない「梅の木」2本くらいが妥当でしょうか。このサイズは現実的で、独り身の勤め人が自然栽培の畑を楽しむには、十分なサイズであるように感じました。

では、この話はこれくらいにして、次は菜園便りです。8月の菜園は、夏野菜畑から秋野菜畑への切り替え時期になります。今はその直前ですね。7月前半の主役たち(大根、サラダ菜、レタス)が姿を消し、閑散としてきました。

こちらは7月29日の菜園です。夏野菜が終了した所は土を休ませています。ミニトマトやピーマン、オクラ、食用ほうずきがこれから収穫のピークを迎えそうです。

楽しみにしていた平さやいんげんは、「つるボケ?」してしまったのか、葉は繁りますが、花はあまり咲きません。マメ科の野菜は根についた根粒菌の働きで、成長に必要な窒素を土中に固定するらしいので、窒素を含む肥料を撒くと、窒素過多になり、つるボケしてしまうそうです。

私は、EM菌でつくった「スーパーゆうき」と「カキ殻くん(有機石灰)」という肥料を少なめに使用しています。堆肥もなし、液肥もなし、追肥もしません。

ですが、貸し農園ですから、去年使った誰かの堆肥や肥料も分解されずに残っています。そうしたものと私が撒いた肥料、さらに根粒菌が作った窒素のトリプル効果でつるボケしたのかなあと考えています。勉強になりました。

木村秋則さんの本やユーチューブを春に見ていれば上手くいったのにちょっと残念。インゲンを醤油で味付けした油炒めが大好きなので、ちょっと悔しいなあ。

来年は、大豆を植えて根粒菌の窒素にお任せし、無肥料でやってみます(まあ、未分解の前年の肥料・堆肥の影響は取り除けませんが😅)。

やっぱり、複数年契約の貸し農園を見つけて、土作りをしてみたいですね。小さくても構わないから、実験場が欲しいなあ。農家さんの知り合いを見つけましょう。😊

あと、木村秋則さんが「トマトは横に植えましょう」と言っていました。ちょうど支柱が足りず、ぐらぐらしたミニトマトが2本ありましたので、さっそくやってみました。どうなるでしょう?楽しみです。😃

ところで、人参の葉を食べたことありますか。自分で野菜を作るとスーパーマーケットではお目にかかれない、人参の葉を好きなだけ食べれます。

人参は体によい野菜の代表格。その葉っぱですから、めちゃくちゃ体にいい気がするんです。

まだ、葉っぱが若くて軟らかいときは、湯がいて細かく刻み、味噌漬け大根・人参を細かく刻んだものと混ぜて、生ふりかけの完成です。葉っぱが大きく立派に育ったものはかたいので、天ぷらにするといいですよ。いつかお試しあれ。

さてさて、心はこれからも二転三転していくと思うのですが、最近は「1haの広い土地でなければ」といった縛りが薄れてきました。木村秋則さんの本(『土の学校』『地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと』)やメッセージに耳を傾けていると、彼のメッセージのなかに、「日本版の一族の土地・美しい園づくり」のヒントがあるように感じます。

多くの人に土(=大地・自然・地球)とふれあって欲しい。野菜や果樹を育てる楽しみを知って欲しい。畑のない人はベランダのプランターで構わない。小さなお庭の片隅でもいい。もちろん、広~い土地を使える人は言うことなし。

その際に、できれば「自然栽培」をしてみませんか?とな。自然の素晴らしい仕組みを信頼し、感謝しつつ、人間は精一杯の愛情を注ぎ、手をかける、言葉をかける。そんな美しい時間を人生のなかでたくさん体験する。その結果、壊してしまった自然も再生されていく。

日本の国においては、こんな感じの取り組みも、一人一人に合った「『一族の土地』美しい園づくり」であるように、感じています。土地の大小より、たくさんの人が参加する。それぞれに合った規模で、大地に、プランターに、愛情を注ぎ、手をかけ、言葉をかけていたら、その様子を上空からの映像で見てみたらどうでしょう?きっと大小様々な花が咲き乱れる美しいお花畑のように見えるんじゃないでしょうか。

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☆連載ものなので、「なんのこっちゃ」と思う人もいると思います。よろしければ、「『一族の土地』美しい園を目指して①~初めの一歩~」から順番に読んでいただけると、少し分かりやすくなると思います。

投稿者:りらくぜーしょん 「もりの香~mori-no-ka~」⁡⁡

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