【そよ風スポット紹介】何かに守られているおばぁの店 古民家食堂きし

不思議ななつかしさと、ほっこり落ち着く古民家食堂きしをご紹介します。

場所は名護本部線のそば街道から少し山に入ったところにあります。
曲がるところを間違えなければ、簡単にたどり着けると思いますが、駐車場は無いに等しいくらいの狭さです。
コンパクトカーが3台置けるかどうかでしょうか。。。
大型車の場合は、道にはみ出してしまうと思います。

普通の民家なので、看板がないと食堂かどうかの見極めが難しいです。

入口がどこかもよくわからないのですが、縁側の右端にステップがあるので、そこで靴を脱いで入ります。
おばぁが出迎えてくれて、「うちは、沖縄そばがないけど大丈夫か?」と聞いてくれます。
「沖縄に来たら、やっぱり沖縄そばが食べたいよね!」という方は避けた方がいいでしょう。

まさに古民家をそのまま食堂にした感じです。
店内というよりも、田舎の親戚の家に遊びに来たような雰囲気があります。
妙に落ち着くような空気が流れています。

座敷に大きなテーブルが置かれてします。
足が悪い方向けなのか、テーブル席も2席あります。
テーブル席には先客がいらっしゃったので、今回は座敷席にしました。
沖縄の古民家には必ずある、大型の仏壇もあり、その目の前で食べるという感じとなりました。
(仏壇の撮影は控えさせていただきました)

メニュー表はこちらです。
確かに沖縄そばは無いですね。
そば街道にあるのに、そばが無いのは珍しいと思います。

値段が書いていないので、お寿司屋さん方式なのでしょうか?
それとも海外でよくあるような、お客さんの顔を見て値段が変わるのでしょうか?
なんだかドキドキしますね。
写真とかもないので、イメージ力が問われます。
ちなみに焼きそばは、麺におそらく沖縄そばを使っていると推測します。

私は白身魚バター焼き、妻のたえぽんは野菜いためにしました。
定食には、みそ汁の代わりに小沖縄そばが付いてきます。(てか、あるんかいっ!)

白身魚の魚の種類はわかりませんが、ほくほくでおいしいです。
バターが効いていて、食が進みます。
魚はかなり大きいので、最後の方は少し飽きてくるかもしれません。

沖縄のご飯(白米)は、どこの食堂で食べてもあんまりおいしくないのですが、
ここの白米はとてもおいしいです。
おばあに聞いてみると、2割ほどもち米を混ぜているそうです。
どうりで、もちもち感があるなあと思っていました。
もうおかずを食べ終えたころに、おばぁがおかわりのご飯をサービスで持ってきてくれました。
たえぽんに野菜いためを少し分けてもらい、しっかり2杯目のご飯もいただきました。

定食にはドリンクも付いてきます。
メニューには書いてなかったので期待していなかったので、驚きました。

パッションフルーツジュースか、コーヒーかを選べるとのことで、
今回は二人ともパッションフルーツジュースにしました。
おいしかったです。

おばぁの彼氏が、庭で育てているミカンを今朝獲ってくれたとのことで、
おすそ分けしてくれました。

あ、本当に、彼氏に獲ってもらったのでしょうか・・・

とにかく、ゆっくりしたくなるような空気感が店内を流れています。

たえぽん曰く

「ぜったい、この家には、何かがいる!」

何かって、そんな怖いこと言わないでよ!と思いながらも、

「なに?地縛霊的なやつ??」

と聞くと、

「いやいや、そんな気が悪いと思わないでしょ?」

確かに。気持ちいい空間なので、変なものはいない。

「座敷わらし的な、守ってくれるようなエネルギーがあるね」

なるほど。座敷わらしは東北だと思うんだけど、沖縄にもいるのでしょうか。
いずれしても、いい波動のエネルギーに満ちていることは間違いないです。

追伸)
定食はどれも800円とのことです。リーズナブルですね。

古民家食堂 きし
場所:沖縄県国頭郡本部町
そよ風度:★★★★★★★(7)

そよ風度は、スタッフの主観で判定した、その場所のエネルギー強さを10点満点で表しています。

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