(前回は9月から10月までをお伝えしました。今回は11月のレポートになります。)
11月5日に秋の収穫祭を行いました。収穫は82歳の母にお願いしました。畑仕事には縁のなかった母。でも、土いじり、収穫作業は人を童心に戻すようです。土に触れる。野菜を収穫する。童心に返る。嬉しい。楽しい。若返る。これ本能なんでしょうね。
母の楽しそうな姿を見れて、こちらも幸せでした。家庭菜園は喜びを生み出します。健康も育みます。みなさんもぜひやってみてくださいね。写真は11月5日の秋野菜で賑わっている畑です。
採れたのは、母が収穫した大きな白菜と秋大根、赤カブ。それにサラダ菜、寒くて育ちきれなかった最後のピーマンとししとう、間引いたサニーレタスが採れました。
家に帰ったら、いつものように私が野菜を洗って、母が調理する。そして野菜好きの84歳の父が山のように食べる😅
収穫のあとの調理、母にはもうひとがんばりしてもらいます。いつもありがとうございます。
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いよいよ11月30日になりました。今日は畑の返却日。29日の朝から雪が降り続き、畑に残していた野菜が心配でしたが、最後の収穫を無事済ませました。
最後の収穫はご覧の通り、白菜に、秋大根、小松菜、サニーレタス、にんじんになりました。みんな成長の途中での収穫になりましたが、しかたないですね。最後までありがとうございました。
それでは畑の返却作業に入ります。畝を崩し、畑を平らな状態に戻します。4月29日のレンタル最初の日と同じ状態に戻りました。
豊作MVPは、夏野菜の部が「オクラ」。そして、秋野菜の部は「白菜」と「秋大根」に決定しました。みんな暑いなかよくがんばってくれてありがとうございました。
さて、今シーズンは畑を通して、工夫したり、企画したり、記事をたくさん作成したりと、たくさん楽しめました。
特に、写真を整理し、記事を作成しているといろいろ思い浮かぶんですねえ。前3回も「感じたこと」を一言ずつ書いているのですが、どうしても記録しておきたいなあと思ってしまいます。
今回もワンシーズン通して感じたことを記録しておきます。
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最初土だけだった畑が、夏野菜を生み出し、ひと休みして、秋野菜を生み出す。そしてまた、土だけの畑になる。
去年もそうだった。
しかし、去年と今年では、気温も降水量も違う。まいた種も違うし、育てた野菜も違う。同じ野菜を植えても、育ちかたが去年とは違う。
これ、ほんとに人生みたい。ゼロからはじめて、様々なことを体験し、生み出し、やがて死んでいく。そしてまたゼロに戻って、また次の体験の旅にでる。
私は「生まれ変わり」を信じている。つまり、過去生があるということ。
人はこの世に生まれると、過去生の記憶を失い、白紙の状態からスタートし、独自の人生を生きる。
しかし、毎回いろんな人生を体験し、百戦錬磨であるにもかかわらず、「大丈夫かなあ」「自分にはできない」「才能ないんだ」…と「自己限定病」や「慢性心配症」になって生きていく。
そんな自分の生命(魂)は、あの土と同じなのに。潜在意識には無限の体験、才能、智恵が蓄えられている。
来年の4月29日の畑は「土」しかない。何にもない。ただ、黒一色。だから、何色も生み出さないのでは?と心配してしまう。
しかし、その土は「菜園便り2023総集編」に示したような彩り豊かな野菜やタフな雑草たちをたくさん生み出し、虫たちも育んだ。
それを毎年繰り返し、「土」にはその記憶が積み重なっている。しかも、自分の畑の土は、地球全体とも繋がっている。
だから、自信を失い、自己否定に陥り、心配症が出てくる度に、「菜園の風景の移り変わり」を思いだすことにしよう。
「土」の力に思いを馳せるたびに、全てと繋がっている自分を思いだそう。いろいろな環境下を駆け抜けてきたたくさんの過去生の経験が自分の内にあることを信頼しよう。
きっとなんとかなる😊と。
さあて、来シーズンは、一番好きな野菜「ネギ」をたくさん作ってみたい。今季失敗した平さやいんげんとししとうも元気に育てたい。
今シーズンがんばり抜いたピーマンの木を室内での冬越しチャレンジもしてみよう。室内でも氷点下になる盛岡でできるかな😃
また肥料は使わず、マメ科の野菜をたくさん植えて、根粒菌の力で野菜を育てよう。たくさんの雑草の根とたくさんの野菜の根の相互作用で微生物豊富なふわふわな土を育むことにチャレンジしてみよう。
来シーズンの目標も決まりました。
こんな感じで、私もこの世に生まれてきたんだろう。はてさて、どんな人生を目的に生まれてきたのやら、54歳になっても、まだわからんです。😅
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