2つの「自分」

<私>と(わたし)

私の中には
2つの「自分」がいる。

一つは、この肉体をもった<私>。
もう一つは、正体不明の(わたし)。

<私>と(わたし)で
区別をして書いていこうと思う。

 

今日、<私>は沖縄の伊計島温泉に
泊りに来ている。

伊計島温泉

朝から、いい感じで晴れていて
6時に朝風呂に行った。

誰もいない朝風呂の露天風呂は
海風が強く、とても気持ちがいい。

月もよく見えたので
<私>は、月のエネルギーを100%受け取ろうと
設定をした。

すると、、、

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
この月、(わたし)がつくったんだ…
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

と、思い出した。

それを思い出した途端、

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
あ、この温泉も、
この建物も、この海も、
すべて(わたし)がつくっている
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

そして、身近にいる人たちに対しても

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
(わたし)がつくって、傍に配置したんだ
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

と…。

でも、、

待て待て…と<私>が必死に止めようとする。
そんな「おこがましい考えはやめろ」と。

でも(わたし)は止まらない。
<私>にまるで言い聞かせるように

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

(わたし)は<私>のために
<私>の旦那さんを配置した。

それは<私>にとっても
(わたし)にとっても
その存在が必要だからだ。

<私>が(わたし)に気づいた時に
アウトプットができる人を
配置する必要があった

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

と。

<私>は、なるほど~と思いながら
(わたし)に聞いてみた。

「なぜ、この世界を創ったの?」

そしたら、

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
つまらないから
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

<私>は、一人で朝露天風呂に入りながらも
おかしくてふき出した(笑)

でも、今日の(わたし)はとても
おしゃべりで、
どんどん、おしゃべりを続ける。

「聴いてくれる人がいる」という
嬉しさから、話が止まらない…といった感じだ。

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
あなたの世界の映画だって
「楽しむ」ために、作っているんでしょう?

その映画の内容には、
必ず「良い者」「悪い者」がいるから
ストーリーが面白くなる。

それと、同じだよ。

(わたし)も、いろんな登場人物を配置して
この世界を創って、楽しんでいる。
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

なるほど、、、たしかに、、、
と<私>は思った。

映画で、ひどい悪役がいたりするけれど
その悪役は、映画では
ストーリーを面白くしている。

そう考えると、
すべての人が「良い者」ばかりでは
つまらないし、

おそらく「良い者」ばかりになったら
もうこの世界を創る必要は無くなる。

今の<私>は、いろんな制限があるし
「不自由」を味わっているけれど
この「不自由」があるからこそ
感じられることが多々あるのだ。

そして<私>は(わたし)に聞いてみた。

「<私>は、この世界で何をしたいの?」

と。

すると、

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
<私>はその不自由さの中で
いろんなことを経験して、学び、気づいて
成長するということを楽しんでいるだけ。

でも、本当の(わたし)は、
なんでも創れちゃうから
成長という言葉も存在しないんだけどねw
それに気づくことも楽しいでしょ?

そして(わたし)は<私>である
…ということに気づかないようにさせているけど
これも気づかないようにすることで
(わたし)は楽しめる

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

たしかに、
この世界のみんなが
(わたし)に気づいたら、

この世界を楽しむことはできないし
この世界も存在する理由が無くなる。

そう考えると、
この世界は(わたし)が楽しむために存在しているだけで
その他に深い意味はない。

そして(わたし)は、
<私>でもあることが
本当の意味でわかると、
そこには「愛」しかない…ということもわかる。

でも、これも
全員が<気づいて>しまったら、
その世界はもうつまらないものになるから
消滅するしかなくなるんだね。

そういう「仕組み」がわかると
<私>はこの世界が
とても楽しいものに思えてくる。

投稿者:清水慈永(しみず たえ)

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