今年の貸し農園について、畑の風景や収穫の写真を見ながら、2年目のシーズンをまとめておきたいと思い、記事を作成してみました。
そよ風のブログは写真を5枚しか使えないため、全4回で構成しました。
写真にエネルギーを転写するといったことのできない私ですが、被写体になってくれた「土・野菜・雑草」たちが存在そのものを存分に発揮してくれています。写真は下手くそですが、彼らが放つエネルギーや美しさ、たくましさが溢れています。楽しんでいただけると嬉しいです。
では、早速始めます。
まず、今年試してみたことを整理します。
①去年はEM肥料を使い、普通に畝を並べた。畑の雑草はできるだけ抜き取った。 ⬇️
今年は、EM肥料を使ったが、追肥は一切行わなかった。通路は草取りして、畝の雑草はあまり抜き取らなかった。畝は個性的にデザインして、形態を楽しんだ。
②今年は、中玉トマト、平さやいんげん、赤カブ、食用ほおずき、小松菜、枝豆を初めて栽培した。
③ミニトマトを横に寝せて、茎から根が生える様子を観察した。
さて、ここからは4月29日の畑の貸出日から11月30日の返却日まで順に追っていきます。
貸し出し時(4月29日)の畑の写真はありませんが、アイキャッチに使用した「土の写真」がスタートの風景になります。
夏の収穫に向けて5月連休にまいた種は、二十日大根、大根、ししとう、オクラ、ミニトマト、サラダ菜、サニーレタス、ピーマン、平さやいんげん、ほうれん草、ジャーマンカモミール、にんじんの12種でした。
苗植は、ピーマン(2)、ししとう(2)、中玉トマト(1)、黄色のミニトマト(1)、枝豆(1)の7種。
去年の種や他の畑から種が飛んできて発芽したのは、青紫蘇、赤紫蘇、じゃがいも、食用ほおずきの4種でした。
6月に入ると土だけだった5月連休の畑から野菜が芽を出し、それに負けじと雑草も伸び始めました。土には奇跡的な創造力があることがわかりますね。わずか45日ほどでこれですよ(6月14日)。
そして、「無から有」の第1号、今年初めての収穫(6月14日)はやはり二十日大根でした。どうです?みんな美人さんでしょ😃
5月、6月は「創造力」を目の当たりにする時です。「無」に見える土の中には、地球のエネルギーや微生物の力、栄養分、水分…が融け合っています。そこに、「意志」「意図」をもつ種がまかれて、新たな美しく個性的な生命が誕生します。
人間もきっと同じなのでしょうね。大地に足をつけて、目的をもって生きています。地にしっかりと足をつけて、植物たちのようにあれこれ考えず、「今」を生きる。そうすると、彼らのように、花を咲かせ、実をつけていけるのかなあと感じました。
心の中のおしゃべり(思考)が過ぎて、過去へ未来へと私のようにさ迷ってばかりいると、大地のエネルギーを十分には受けとれない仕組みになっているのでしょうね。
最後に、土の力、大地のエネルギー、自然の見事な調和力に関心をお持ちになった方がいらっしゃったら、お勧めしたいものがあります。
木村秋則著『土の学校』と映画『奇跡のリンゴ』をご覧になってみてください。土や自然の素晴らしさを学べるだけでなく、「健康づくり」や「人間関係調和法」のヒントに出会えるかも知れませんよ。
この記事へのコメントはありません。