今回は「がん(自分)とよい関係を育むための読書本12選+3+2」をお届けします。
現在は行っていないのですが、以前はがんをはじめとした生活習慣病に対する民間療法(びわの葉温灸、交流磁気療法、遠赤外線温圧療法など)も提供していました。
その頃出会った、あるお客様と共に学んだものを整理し、必要としている人に届けることができたらと考え、今回記事にまとめてみました。なぜなら、がんは誰でもなる可能性があり、現代人がかかりやすい特徴をもつ病気のひとつだからです。
初めに、前置きとして、「がんに対する私見」を述べておきます。
がん細胞は、自らの細胞が自らを破壊する細胞に変化したもの。ですから、心の作用から考えると、「自らが自らを裁く・責める・嫌う・否定する」といった自己処罰系のエネルギーは、がん細胞と波長が同通するように感じます。
がん細胞に目に見えないエネルギーが作用しているとしたら、こうした精神的なエネルギーが作用しているように感じます。これがひとつです。
また、がん細胞は固い塊を形成します。その観点からそれを生み出すエネルギーを推測すると、「執着・思い込み・信念(ビリーフ)」などが考えられます。
エネルギーは本来循環するもの。さらさらと滞りなく動くのが本来の姿。それを滞らせ、動きを止め、エネルギーを1点に凝縮させ、次第に固まったもの。これがもうひとつです。
また、閉じ込められ、固まりきり、一転して、出口を求めて全身を駆け巡るのが、転移の姿なのかなって感じます。
ですから、そうした抑圧された精神的なエネルギーを解放させたり、自分自身と和解することは、がんが身近になったとき、忘れてはならない大切な視点だと私は考えています。
以上まったくの私見です。学んだものを土台にして得た私のイメージですね。
それでは、前置きはこれぐらいにして、本の紹介に入っていきます。
がんになって、医師の治療を受けながら、最初に手をつけたらよいと感じるのは、「思いあたることにまず取り組んでみる」ということです。
「肉ばかり食べていた」「いつも早食いだった」「運動習慣がなかった」「夫婦仲が悪かった」「働きすぎだった」「睡眠時間をけちった」など、直感的に病気の原因として頭に思い浮かぶことがあると思います。それに少しずつ手をいれて、自分が納得する状態に戻して欲しいと思います。
まず、「原因はこれだ!」と心がつかんでいるものに取り組みます。その時間を利用して、医師の治療と並行しながら、「自分が取り組めることの全体像」の知識を取り入れてみてください。
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そこで、自分で出来ることの全体像を知るための推薦図書2冊をご紹介します。内容は「患者会の皆さまが実際に取り組んでよかったもの」をまとめた感じの本になります。
①中山武著『ガンがゆっくり消えていく』②川竹文夫著『「ガン・治る法則」12ヵ条』
共に、著者ががんを経験しており、実践に裏打ちされたバランスのよい知識が学べます。あまり偏りがありませんので、最初の入り口にはおすすめです。
ここで、全体像を学んで、そのまま全体的に取り組むのもよいでしょう。また「食」とか「心の健康」などにフォーカスするための入り口として、これらの本を活用するのもいいと思います。
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次に、「全体像の知識はやはり医学博士などの専門家から学びたい」という方への推薦図書です。
③安保徹著『人が病気になるたった2つの原因』④西原克成著『免疫力を高める生活』
著者はともに医学博士。前者は免疫や自律神経の専門家。後者は口腔外科や発生学・進化学などの専門家。どちらも勉強になります。内容はともに、「がん対策」に限定されたものではなく、「免疫力を高める方法を学ぶ」といったスタイルです。
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それから、開業医のオリジナルの方法でよい成果をあげている実例を知りたい方への推薦図書です。
⑤三浦直樹著『Dr.三浦直樹 新次元の「ガンの学校」』⑥安藤由朗著『1586人の8割が改善したがんを治す方法』
前者は「心と病との関係」についての洞察が深いです。後者は物質面からのアプローチが興味深いです。どちらも、日常生活に取り入れることができる知恵が豊富です。
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では全体像を学んだ後、「食からのアプローチをしてみたい」と感じた方への推薦図書です。
⑦萩原弘道著『免疫力を上げる生活』
こちらは、波動測定器を用いて、数多くの食品や水、健康食品を波動分析したデータ集です。食べ物には栄養素だけでなく、個性的なエネルギーが含まれていることを知ることができます。取り入れる食品の選択肢が変わるかもしれません。
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全体像を学んだ後、「心を見つめてみたい」と感じた方への推薦図書です。
⑧リズ・ブルボー著『ガン – 希望の書』⑨リズ・ブルボー著『からだの声を聞きなさい』
どちらも、心を見つめ、感情を掘り下げ、心の奥に抑圧したエネルギーを解放させるためのヒントがいっぱいです。
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次は、「心の力、意識の力に目覚め、健康づくりに生かしたい」と考える人への推薦図書3冊です。
⑩柳舘富美著『ハーバード医科大で学んだからだを正す意識の力』
⑪ひすいこたろう・三浦直樹著『病気が治る人の予祝思考!』
⑫福田高規著『エドガー・ケイシーに学ぶ 日々の健康法』
⑩は麻酔科医とヒーラーの2つの顔を持った方で、安心して学べます。
⑪は、『名言セラピー』シリーズで知られるひすいさんと前述の三浦先生との対談スタイルで綴られたもので、読みやすくて面白く、気持ちが明るくなります。本の帯には「言葉のおくすり」と紹介されています。
⑫は国内の「ケイシー療法第一人者」の書。常に「どんな感じかな」と自らに問い、感じ込むことや手放すことの大切さを教えてくれる奥の深い書です。
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次に「+3」に入ります。ここでは、がんに限らず、難病をいろいろな気づきや出会いを経て治した方々の自伝的な本を3冊ご紹介したいと思います。
①重度の肺結核を治した東城百合子著『お天道さま、ありがとう。』。感動的な本です。この本を入口にして、自然療法の世界を体験できます。
②ガンに愛を送り、消滅させた寺山心一翁著『がんが消えた』。ガンとの出会いから始まった旅路を綴ります。様々な出会いと発見を伝えてくれます。
③緊急救命室16年勤務の看護師が直感医療者の道へ進み、自らの多発性硬化症を治したクリステル・ナニ著『病をよせつけない心と身体をつくる』。病を治していく旅路における気づき満載です。
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次の「+2」です。ここでは、受け入れ可能な人でなければ読めない本?でも、読めばきっと新たな発見がある本1冊と辞書がわりに手元においておきたい本1冊をご紹介します。
①心と体をつなぐカウンセラーおのころ心平さんとエササニ星人のバシャール(宇宙存在)がチャネラー ダリル・アンカを通して対談した本。『未来人に教えてもらった病気の秘密』。宇宙人がハードルになりますが、受け入れれば、逆に地球では手に入らないレベルの知恵に触れることができます。
②辞書がわりに使える本として、リズ・ブルボー著『自分を愛して!』。たくさんの症状や病名ごとに、「肉体的なレベル」「感情的なレベル」「精神的なレベル」「スピリチュアルなレベル」のメッセージが記されています。必要なときに、気づきのヒントを随時取り出すことができます。たくさんの症状や病名を扱っているのでとても便利です。
以上、長くなりましたが、必要な人に必要なものが届くと嬉しいです。
こうしたものを入り口にして、求めるものに出会い、病気との出会いがほんとうの自分との出会いとなりますよう、応援しています。
おまけ。
私は病気の人には、病気で死んでいく美しいストーリーの映画はあまりおすすめしていません。
こんなときは、病気とは関係なく、人間の底力に触れる実話ベースの作品に触れてみてはどうでしょう?
参考までに、
阿部サダヲ・菅野美穂主演『奇跡のリンゴ』
は、一度ご覧になってみてください。
心がぽっと明るくなり、元気、勇気、希望が湧いてくると思います。
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