「怒」も必要な自己表現

ここ最近、ある人のことで、イラつくことが急に増えまして。

もちろん、「人は鏡」なのですが、出てきた感情をスルーして、
そこにすぐ向き合うこともまたよろしくないと思い、
まずは素直に吐き出そうと、「もーっ、頭に来ちゃう!!!」と、
たえぽんに相手をしてもらっていました(笑)

それから、どうしてこれを見させられているんだろう?と、
自分と向き合ってみて分かったことは、
わたしには子どもの頃から、「怒り」に対してブロックがあるんだなってこと。

喜怒哀楽の中で一番幼稚で、人間としてみっともない表現という思い込みがあり、
「怒」を軽蔑しているので、扱うのが一番苦手だと思います。

怒りすぎるのと同じくらい、怒れないこともまた、
アンガーマネジメント出来てないってことは理屈では分かるようになり、
「怒」=「悪」としなくてイイよって思えるようになりつつあるから、

向き合うタイミングが来たってことなのかなと。

それをたえぽんに伝えたところ、「なんかの本に書いてあったけど、
本当の悟りは、フラットになることじゃなくて、
喜怒哀楽、瞬間しっかり感じて、ズルズル引きづらないことだって書いてあった。
だから、怒りを出す練習って大事よねー」と。

フラットな人が人として優れていて、怒る人はダメってジャッジしがちで、
フラットさに憧れる方も多いかと思います。

一方、フラットに見える人にしたら、
「やる気があるのかないのか分からないと言われてしまう」
「良い人だって言われ過ぎてツライ」なんて話を聞いたことがあるので、
なんでも一長一短なのかもしれません。

わたしは、怒りや不満を悪いものとし、出せずにいたから内側にため込み、
線維筋痛症と言う病気になって、自分で自分を攻撃してしまっていたのかなとも思うのです。
*線維筋痛症の人がみんなそうだと言うことではありません。あくまで、わたしの場合です。

と、ここで、思い出したことがありました。

夫は定期的に、どうでもいいことで、わたしにしつこくなることがあって。

例えば、、「〇〇、食べたい?」と聞いてくるので、食べたくないと答えるのに、
すぐにまた、「ねぇ〇〇、食べたいよね?」と言うのです。
だから、食べたくないよと答える。
それでもまた、「〇〇、食べる?」と。

これを4回やられると、さすがに「いい加減にして!!!」となる訳です。

この一見くだらなく思えるやり取り、手を変え品を変え、定期的にあったんですよね。

その度に、わたしが決まって言うのは、
「2回、多くて3回断ったら、本当に嫌なんだって、どうして分かってくれないの?
どうして、声を荒げて拒否するまで止めてくれないの?
わたしだって、怒鳴りたくないのに」って。

夫は、「なんでだろう???」って、これまた毎回、同じ答えで。

そして、「あなただって怒鳴られたくないでしょ!?」と聞くと、
「う~ん、そうだけど、、、別に大丈夫かも(笑)」と言うのです。

これが本当に不思議でした。

もう、読んでくださってる方はお気づきですよね?

そう、わたしが知らず知らずのうちに怒りをため込んで、
これ以上はヤバいというタイミングで、

夫は吐き出させてくれていたってわけです。

もちろん、夫は無自覚ですが、、いや~、もー、ホント、有難いですよね。
あれ以上ため込んだら、病気だけでは済まなかったかもしれません。

当時は、そんなことは全く分からなかったので、
このレクリエーションが起こるたびに、
心の中でちらっと「バカなの、、、、?」と思ってしまったことは、
この場をお借りして、ごめんね(笑)

そんなわけで、今、わたしは、楽しく(?)、ちょこちょこ、
怒りを出す練習中です。

どうせなら、可愛げある出し方を習得したいな~。
お手本は、アケミクさんかな?

* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …

ヒーリングとは、心身を癒し、本来のあなたを思い出すこと。
本当に望みさえすれば人生の再設定は可能です。
過去だって書き換えられる。
「あなたが見ている世界は、あなたが創っている」のだから。

明日が来る「奇跡」に、全ての存在に、感謝を込めて。

投稿者:みほ

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