「2022年7月の出会い~再会編・宇宙戦艦ヤマト~」

昭和40年代生まれの男の子にとっては、そんなに珍しくはないタイプだと思いますが、私は10才に満たない頃までは、夏は虫やカエルをとり、冬はそり滑りで過ごしたものです。

テレビといえば、「正義は必ず勝つ」のヒーローものばかりを見ていましたね。

ウルトラマンに仮面ライダー、キカイダーにマジンガーZ。そして、「地球を守る」のは同じですが、どこかワクワクするというか、違う何かを感じさせてくれる『宇宙戦艦ヤマト』が大好きでした。

あの勇壮なオープニングテーマ曲にのって、地球を発進するヤマトの姿をいつも応援していました。子ども心に感じた他のヒーローものと「何かが違う感じ」は何だったのでしょう。

1つ言えるのは、これらの作品の中で、ヤマトだけは、大人になっても見てみたいと思うこと。私だけかもしれませんが、そんな感覚があります。

幸いなことに、リメイク版?があるんですね。

宇宙戦艦ヤマト2199
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち
宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち

これらを6月、7月の2ヶ月がかりで、見てみました。大人になってから再会したヤマトには、かつての非常識が現在の当たり前になっているたくさんのキーワードが出ていました。

宇宙人、UFO、ワープ、波動…

当時、これらはマンガの世界のことでした。UFOについて熱く語ると、少し変わった人扱い。テレビで矢追純一さんが孤軍奮闘している状況でした。

やがて、ビートたけしさんの番組で、否定派と肯定派に別れて討論する状況に進化していきました。

そして現在では、アメリカがその存在を公式に認めました。たくさんの人のスマートフォンには、撮影されたUFOの写真や動画がおさめられている時代になりました。

また「波動」という言葉もそうです。科学者の世界を除いた世間一般に現れ始めたのは、ヤマトの「波動砲」や「波動エンジン」が初めではないでしょうか。

その後、「本物」を追求し続けた船井幸雄さんが『未来へのヒント』を発刊し、波動という言葉が世間に拡散していったように思います。

同時代に活躍した『波動の真理』の著者で、水の結晶写真で知られた江本勝さんや『波動の法則』の著者で、まさに宇宙人?を思わせる形態波動に携わった足立育朗さんも、「波動」を世間に定着させる大きな仕事をされたように思います。

そんな流れがあって、「波動」も現代では普通の言葉に定着しました。

スター・トレックやスター・ウォーズもインスピレーションに満ちた作品だと思いますが、原作者の松本零士さんという人は、いったいどんな頭の持ち主なんだろうかって、思いました。

リメイク版のヤマトではさらに宇宙知識?というか先端物理学?というかよくわからないのですが、さらに進歩していました。

1つだけ例をあげるとヤマト自身は2205になっても、たくさんの乗員によって運行されているのですが、敵方の巨大宇宙船には乗員が一人しかいないのです。2202後半に出てくる地球製の宇宙船アンドロメダも乗員1名でAIによる自立制御システムにより運行されていました。

敵方の宇宙船などは、人間とAIを融合したのか、人間の意識が宇宙船と連動して走行される仕組みになっているのか、そんな風にしか考えられない描写になっています。

これは、まさにエササニ星の宇宙存在バシャールが、自身の宇宙船について解説していた内容を彷彿させます。(関暁夫、ダリル・アンカ著『Mr.都市伝説 関暁夫の ファーストコンタクト バシャール対談』参照)

こんな未来先取りのインスピレーションに満ちた『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク版をヤマト世代の方もヤマトを知らない世代の方も楽しんでいただけたらなあと思います。

スピリチュアルの世界を歩くことが大好きな私。その原点がまさか宇宙戦艦ヤマトの「波動砲」にあったとは!人生に必要な種子って、どこで植えられているかわからないものですね。

「2022年7月の出会い~再会編・宇宙戦艦ヤマト~」と題して、勝手な私見をいろいろ述べてみました。最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。

投稿者:心と体のさぽーとるーむ「coco kara」 (ココ カラ)

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